
むし歯予防にぴったりな歯みがき粉ってどんなものがあるの?
虫歯は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)の中で酸を作る細菌によって、歯が溶かされて起こります。
毎日の歯みがきでプラークをしっかり落とし、再石灰化を促すことで予防が可能です。今回は、虫歯予防や初期虫歯の進行抑制に効果的な歯みがき粉をご紹介します。
歯みがき粉の選び方
虫歯予防に効果的な歯みがき粉の特徴は、以下の3つです。
- 高濃度フッ素配合:フッ素濃度1,450ppm程度の製品が推奨されます(6歳未満は低濃度推奨)。
- 再石灰化成分:ハイドロキシアパタイトやCPP-ACPなどの再石灰化を促す成分が含まれると、歯の修復をサポートします。
- 低研磨性:研磨剤の量が少ない、または 粒子が非常に細かく、歯や歯ぐきを傷つけにくい処方を選びましょう。
おすすめ歯みがき粉
クリニカアドバンテージ ハミガキ
高濃度フッ素(1,450ppm)配合で再石灰化を促進。独自の殺菌成分で虫歯原因菌を減らします。
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Check-Up standard(チェックアップ スタンダード)
歯科医院でもよく使われる低研磨・低発泡タイプ。フッ素滞留性が高く、ゆっくりみがく習慣にも向いています。
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アパガード プレミオ
ナノ粒子ハイドロキシアパタイト配合で、歯のミクロの傷を修復し、初期虫歯の進行を抑制します。
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GC MIペースト(CPP-ACP配合)
牛乳由来成分CPP-ACPでカルシウムやリンを補給。甘い味で子どもにも使いやすい(フッ素入りタイプも有り)。
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虫歯予防のみがき方のポイント
虫歯予防には歯みがき粉だけではなく、みがき方も重要です。
- 歯ブラシは鉛筆持ちで軽い力(150g程度)で動かす
- 1本1本の歯の面を意識してみがく
- みがいた後は軽く1回だけうがいし、フッ素を口内に残す
まとめ
虫歯予防には、高濃度フッ素や再石灰化成分を含む歯みがき粉の活用が重要です。
毎日の正しいブラッシングと定期的な歯科検診で、虫歯ゼロの健康な歯を目指しましょう。
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