負のデンタルサイクルとは?

歯の治療は一度で終わるものではなく、虫歯の再発や治療の繰り返しによって 最終的に歯を失ってしまうことがあります。 この流れを「負のデンタルサイクル」と呼びます。

負のデンタルサイクルの流れ:虫歯→メタルインレー→抜髄→再根管治療→歯根破折→抜歯
負のデンタルサイクルのイメージ

1. コンパクトな虫歯から始まる

歯と歯の間の小さな虫歯は、早期であれば樹脂で治療できますが、金属の詰め物になることもあります。

2. 詰め物の下で虫歯再発

メタルインレーの隙間から虫歯が再発し、進行すると神経の治療(抜髄)が必要になります。

3. 神経を失った歯の運命

神経を取った歯はもろくなり、再根管治療や歯根破折に繋がるリスクがあります。

4. 最終的には抜歯へ

歯根が割れてしまうと、残念ながら抜歯しか選択肢がなくなる場合がほとんどです。

負のサイクルを止めるには

できるだけ神経を残す治療を選択すること

定期検診で早期発見・予防すること

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