歯が痛いときはどうしたらいい?原因と対処法を解説!

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急に歯が痛くなって困っています

ある日突然、歯が「ズキズキ」痛み出したことはありませんか?
歯の痛みは我慢しづらく、食事に影響が出てしまうこともあり、日常生活にも支障をきたします。

歯の痛みが急に出てきた時には、どうすればいいのか困りますよね。

そこでこの記事では、歯が痛くなる原因と、ご自身でできる応急処置、そして歯科医院での治療についてわかりやすくご紹介します。


歯の痛みの原因とは?

歯の痛みにはさまざまな原因があります。

  • 虫歯(初期はしみる程度、進行するとズキズキと痛む)
  • 歯の神経の炎症(歯髄炎)
  • 歯周病による歯ぐきの炎症
  • 親知らずの炎症
  • 歯ぎしり食いしばりによる咬合性外傷
  • 被せ物詰め物の不具合
  • 副鼻腔炎(蓄膿症)などが関連するケースも

原因によって治療法が異なるため、痛みをしっかりと取り除くには歯科医師による正確な診断が大切です。


応急処置としてできること

痛みを取り除くには、歯科医師による診断が必要と先ほど述べましたが、自宅で応急処置としてできることもあります。

痛む側で噛まない

患部に刺激を与えると痛みが増します。食事を取る時には、痛くない方の歯で噛むようにしましょう。

冷たいもので冷やす(外側から)

熱っぽく腫れている場合は、保冷剤や冷タオルで軽く冷やしましょう。

市販の鎮痛剤を使う

ロキソニンやイブなど、薬局で帰る市販の鎮痛剤を服用するのも一時的な対処として有効です。

うがいは常温の水で優しく

強いうがいはかえって炎症を悪化させることがあります。うがいをする時は、優しくしましょう。

歯科医院を早めに受診する

今まで説明してきた内容は、あくまでも応急処置です。放置すると症状が進行してしまいます。

痛みが続く場合は、歯科医院を早めに受診することが重要です。


🦷歯科医院での治療内容

歯科医院での治療の内容は、原因によって変わります。

痛みの原因治療法
虫歯虫歯部分を削って除去し、詰め物・被せ物をする
神経の炎症       根管治療(歯の神経を取り、管を消毒・薬を詰める)を行う          
歯周病歯石の除去や歯ぐきの炎症を抑える治療をする
親知らず洗浄・消毒、排膿処置、抗菌薬などによる炎症のコントロールや抜歯
詰め物の不具合再装着や再製作

いずれも、検査や診察で痛みの原因を明確にしたうえで治療方針を決めます。


⚠️歯が痛いときのNG行動

歯が痛い時は、以下の行動は避けましょう。

  • 熱いお風呂・飲酒・激しい運動
    → 血行がよくなりすぎると痛みが強まることがあります。
  • 患部を指や舌で触る・押す
    → 痛いと気になるとは思いますが、炎症が悪化する可能性があるのでやめましょう。
  • 自己判断での放置
    → 症状が軽くても、放っておくと大きな治療が必要になるケースも。

💡まとめ:痛みは体からのサインです

歯の痛みは、体が「何か異常があるよ」と教えてくれているサインです。

市販薬やセルフケアで一時的に和らいでも、根本原因を治さないと再発や悪化につながります。

少しでも気になったら、できるだけ早く歯科医院で相談してくださいね。

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